日本物理学会賞若手奨励賞規定領域3細則 |
1.審査委員会 審査委員会は,審査開始時の領域代表,副代表および,領域代表が委嘱する委員(4名), 合計6名で構成し,領域代表が委員長となる.任期は2年とし,任期後2年間は再任できない ものとする.次期の審査委員は,現審査委員会において決定する.この際,全委員で領域3の 主要キーワードを包含するように配慮する.委員の氏名は学会に報告するが,公表はしない. 委員は候補者の推薦はできない. 2.公募方法 毎年度1回,締め切りの1ヶ月以上前に学会誌および学会ホームページに公募文を掲載する. 3.授賞対象 1編または複数編の原著論文として公表されている研究業績.ただし,応募者は日本物理学会の領域3において登壇者として過去に複数回の発表を行っていること. 4.応募資格 日本物理学会会員であること.受賞年の4月1日の時点において39歳以下であること. 但し,出産,育児により研究を中断するなどの事情がある場合は年齢制限を緩和することができる. また,全領域を通して過去に若手奨励賞を受賞した者は選考の対象にしない. 5.応募方法 応募は自薦または推薦による. 6.提出書類 1). 申請書(注1) 2). 推薦書(または自薦書)(注2) 3). 審査の対象となる原著論文(3編以内) 4). 発表論文リスト 5). 日本物理学会発表の概要の写し(数の制限なし.発表年月,領域名を上部余白に追記のこと.) 以上の応募書類をPDF化して領域代表に電子メールで締切日の24時(JST)までに提出すること. 注1.申請書の様式: 申請書には下記の項目を含むこと. 1). 文書作成年月日 2). 会員番号,応募者氏名(日本語,英語),所属(勤務先(日本語,英語),身分および所在地),連絡先(電話,電子メール) 3). 審査対象論文リスト 4). 研究題目(日本語,英語) 5). 審査希望領域名 「領域3」 注2. 推薦書(自薦書)の様式:推薦書(自薦書)には下記の項目を含むこと. 1). 候補者の会員番号,氏名,生年月日(西暦)と簡潔な研究略歴 2). (推薦の場合)推薦者氏名,所属(勤務先,身分および所在地),連絡先(電話,電子メール),候補者との関係 3). 推薦(または自薦)理由(A4用紙2ページ以内.図等を用いることも可.和文でも英文でも可.適度な大きさの文字で作成すること.).共同研究者がいる場合,候補者の貢献を明確にする. 7.審査の手続き 応募資格を満足していることを確認し審査委員会において内容の審査を行う.審査は業績を 客観的に評価し,また,分野間のバランスや若手育成の趣旨を考慮して行う.最終候補者の選定は 合議制を原則とするが,投票によって決定することも可とする.審査委員は,候補者選定作業に おいて査読者を委嘱し,参考意見を聴取することができる. 上限数(3名)以内の候補者を選定し,審査過程の報告を付して理事会に報告する. 8.その他 本規定細則は,審査委員会の議を経て変更することができる.ただし,変更内容について 理事会の承認を求めるとともに,インフォーマルミーティングで報告することとする.
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